ライブ配信で起こりがちなトラブルと対策法|出張配信を利用する3つのメリットとは?
ライブ配信の最中、意図せず問題が起きてしまうこともあります。実は、まれなケースではなく、起こりがちなトラブルもたくさんあるのです。
そこで、発生しやすいトラブルの例や対策のための方法を知りましょう。また、トラブルへの備えも兼ねて出張配信を利用する方法もあるので、出張配信のメリットもお伝えします。
ライブ配信で起こりがちなトラブルと対策法
はじめに、ライブ配信で起こりがちなトラブルと、トラブルが起きた際の対策方法について解説します。
1. 映像がカクついてしまう…
配信中に、映像がカクついたり止まったりというトラブルが起きる場合があります。予防や対策としては、一体どうすればいいのでしょうか。
解決策1|有線LANを使用する・機材のスペックを上げる
解決策の1つとして、環境の整備が挙げられます。
たとえば、インターネット回線は、有線LANを利用することで配信・受信が安定し、映像がクリアになりやすいです。
また、動画の配信はPCや配信機材に負荷がかかるため、機材のスペックを上げることによって乱れや遅延のない配信を行うことができる場合もあります。
解決策2|適切なビットレートを設定しよう
1秒間にどのくらいのデータを送受信することができるかを表す「ビットレート」。高ければ高いほど映像はクリアになりますが、そのぶんサーバーへの負担も大きくなります。その結果、逆に映像の画質が悪くなったり、乱れが生じてしまったりするのです。
むやみに高いビットレートを選択するのではなく、ビットレートの上限やルーターなどの上り速度にあわせて設定しましょう。
2. 音質が良くない…
音質が良くなく、声が聞き取りづらい、音が割れるなどの問題が起こることもあります。対策をチェックしましょう。
解決策|外付けマイクを使用する
PCやスマートフォンには、内蔵マイクが備わっているものが多いです。しかし、音質に問題がある場合は、外付けマイクを使用して配信することをおすすめします。
マイクにもさまざまな種類がありますが、ノイズキャンセリング機能がついているものや集音性の高いものを選ぶとよいでしょう。
3. 参加者の反応がわからない…
一方向のみの配信では、視聴者がどんな反応をしているか全くわからず、不安になる配信者もいます。このような事態を避けるには、どのような方法が有効なのでしょうか。
解決策|双方向コミュニケーションの手段を取り入れる
一方的な配信にしないよう、視聴者からリアクションを受け取りましょう。
視聴者のマイクやカメラをONにしてもらう(できない場合もある)・テキストチャット機能や拍手機能を活用する・配信中に質問などを投げかけるなどの方法を取り入れつつ、配信を進めていくのがおすすめです。
4. 映像や音が出ない…
映像が映らない、音が出ないなどのアクシデントも十分起こりえます。予防のための方法をチェックしましょう。
解決策|配信テスト・リハーサルを行う
配信の本番前には、配信テストやリハーサルを欠かさず行いましょう。初心者がリハーサルをするのはもちろんですが、配信に慣れている場合でも、進行の確認なども兼ねて毎回したほうがよいです。
また、配信に関連するソフトの仕様や機能が変わったり、設定が初期化されたりすることもあります。そのため、アップデートをこまめに行うことも大切です。
5. 誰が話しているのかわからない…
多数の参加者がいてマイクがONになっている場合、誰の発言かわかりにくいこともあります。そのような場合の対策を紹介します。
解決策|配信ツールの機能や設定を利用する
配信ツールの機能を活用したり、設定を変更したりすることで、発言者を絞ることが可能です。たとえば「Zoomウェビナー」を使って配信する場合、視聴者は自分ではカメラやマイクをON/OFFできず、主催者が個別に許可することで顔出しや発言ができます。
詳しくは以下のページも参照してみてください。
参考記事:Zoomウェビナーのカメラ・ミュートは視聴者画面から切り替えできる? 参加者が使える機能を紹介
トラブルを防ぐために! 事前にできる3つの対策
前章で取り上げた内容以外にも、トラブルを防ぐために事前にできる対策があります。そこで、3つの方法を紹介しましょう。
1. トラブルが発生する可能性を事前に告げておく
配信の参加者に対し、トラブルが発生するかもしれないということを前もって伝えておくことは重要です。何も伝えていないと、実際にトラブルが起きてしまったときにパニックになったり炎上したりする恐れもあります。
2. トラブルに備えて回線や機材の予備を準備しておく
トラブルが起きてもすぐに配信を復活できるように、「冗長化」と呼ばれる、インターネット回線や配信機材のスペアを用意しておくのもおすすめです。予備回線や予備機材があれば、万が一のトラブルの際もスムーズに復旧しやすいでしょう。
3. プロの力を借りる|出張配信
高い専門技術を誇るプロに配信を依頼するという、配信代行や出張配信サービスを利用する方法もあります。配信に慣れていない場合も、専門家に代わりに配信してもらえば安心です。
なお、出張配信とは、配信業者に現地まで来てもらい、自分たちの代わりに配信してもらう方法です。詳しくは下記の記事も参照してください。
出張配信を利用する3つのメリットとは?
ここでは、出張配信を利用するメリットをお伝えします。
1. 機材を準備する必要がない
自社で配信を行うときは、必要な機材を揃えなければなりません。しかし、出張配信を利用すれば機材の準備は不要です。機材は一通り揃えると数十万円かかることもあるため、出張配信を利用することで機材の購入費用を削減できます。
2. ハイクオリティな配信が可能になる
自社で配信する場合、いかにも素人が行う配信という内容では、企業のイメージに悪影響を与える可能性もあります。
しかし、出張配信業者に依頼することにより、高い技術力を持ったプロの手とハイスペックな機材で配信してもらうことが可能です。クオリティの高い配信ができる点は、大きなメリットといえるでしょう。
3. トラブル対応もしてもらえる|映像・音声トラブルなど
業者に配信を任せておけば、トラブルが発生したときも安心です。配信中に映像・音声などに問題が起きても、スムーズに対応してもらえます。
ライブ配信を成功させるには入念な準備と対策が必要!
ライブ配信では、映像や音声などに関するトラブルがよく起きるため、予防や対策法を知っておきましょう。また、自社では配信が難しいと感じた場合は、トラブル対策もしてもらえるプロの手を借りるのもおすすめです。
KOUTENは熟練のスタッフや配信機材を揃えており、出張配信にも対応しているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。