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ライブ配信を行うために必要な機材とは|出張配信サービスを選ぶ3つのポイント

ライブ配信を行うために必要な機材とは|出張配信サービスを選ぶ3つのポイント

オンラインで動画を配信する際には、さまざまな機材を使用します。必要なものがわからない状態では、そもそも配信を始めることができません。そこで、自社で配信を行う際に揃えたい機材にはどんなものがあるのかをチェックしましょう。

また、初心者がいきなり配信をするのは難しい場合もあります。そのような場合におすすめしたいのが、出張配信サービスを利用する方法。出張配信の特徴や業者選びのコツを紹介するので、あわせて参考にしていただければ幸いです。

自社でライブ配信を行うために必要な機材とは?

自社でライブ配信を行うために必要な機材とは?
ライブ配信を行う際には、さまざまな機材を使用します。そこで、まずは自社で小規模~中規模のライブ配信を行う際、どんな機材が必要なのかを紹介していきます。

なお、動画共有サイトとして有名な「YouTube」で必要な機材について下記の記事で解説しているので、こちらも参照してください。
YouTube配信に必要な機材とは? おすすめアイテム11選を紹介|YouTube配信の流れとは

小規模イベントを行う場合

ここでは、カメラを1~2台使用する程度の小規模なイベントをライブ配信するときに、主に必要とされる機材を6つ取り上げます。

デジタルビデオカメラ

デジタルビデオカメラは、1万円前後のものから10万円以上するものまで価格帯が幅広いです。

きれいに映したいなら高画質、細かいものを映したいなら高ズーム倍率、焦点を自動であわせてほしいならオートフォーカス機能のあるものなど、欲しい性能に適したものを選びましょう。

詳しくは下記のページもご覧ください。
オンライン配信にはどんなカメラを使う? 選び方のポイントとおすすめカメラ10選を紹介

三脚

三脚は、カメラを安定させるために必要な機材です。「雲台」と呼ばれるカメラを乗せる部分がどの程度調整できるのか(上下・左右など)や、重量・素材、脚の長さなどを確認し、使うシーンと照らしあわせて選ぶとよいでしょう。

キャプチャーボード

キャプチャーボードは、映像や音声をPCに出力させるために使われる機材です。内蔵型と外付け型があり、初心者には外付け型がおすすめ。

また、解像度・フレームレート(1秒間に画像が何枚表示できるか)・エンコード(音声信号や映像を変換・圧縮する処理)の方式なども考慮して選んでみてください。

マイク

マイクは配信中に音声を届けるために欠かせない存在。PCに直接USBで接続できるタイプや、オーディオインターフェースなどの機材につなぐ高音質のXLR接続タイプがあります。

また、音を拾う方向が「単一指向性」か「全指向性」かによって音の入り具合が違うなど、さまざまな種類のものがあるので、状況にあわせて選びましょう。

マイクについては、以下のページもぜひチェックしてみてください。
オンライン配信にはどんなマイクが必要?マイクの種類や配信の前に確認しておきたいポイントを紹介

照明

周辺の明るさにもよりますが、照明も用意したほうがベターです。小規模イベントのライブ配信であれば、リングライトでもかまいません。また、蛍光灯や白熱球も使えますが、主流はLEDです。

明るさの度合い・明るさの段階を変えられるかどうか・消費電力(電気代にも影響)などをチェックして選んでみてください。

配信用PC

オンライン配信はスマートフォンからも行えますが、企業のライブ配信では、配信用PCも欠かせません。さまざまなタイプの商品があるなかで、メインメモリは8GB以上、ストレージはSSD、プロセッサはCore i5以上のものがおすすめです。

セキュリティソフトが入っていると、より安心して配信を行えます。

中規模イベントを行う場合

機材を複数台ずつ使用するような中規模のイベントをライブ配信する場合は、上記で紹介した機材にプラスしてほかの機材も必要です。どんなものを用意すればいいのか紹介します。

スイッチャー

スイッチャーとは、複数のカメラの映像などを切り替える機材です。接続する機材の数だけ接続口が必要なほか、接続口の対応端子も考慮して選ばなければなりません。

また、背景の合成やテロップの挿入などの機能が備わったものもあるので、機能に注目して選ぶのもおすすめです。

ミキサー

ミキサーは、複数の音の音量や音質をバランスよくコントロールしながら出力する機材です。入出力端子の数・エフェクトの有無などの違いがあり、高性能なものほど価格も高くなります。配信のクオリティや予算も考えながら選びましょう。

モニター

モニターは、出演者が自分の映り具合を確認するときなどに使われます。接続できる端子のタイプや数、モニター自体のサイズなどの点に注目して選ぶのがおすすめです。

配信を成功させる5つのポイント

配信を成功させる5つのポイント
つづいては、オンライン配信を成功させるためのコツを解説します。

1. 画像・音声の質を上げる

実のところ、PCに内蔵されたカメラやマイクでもライブ配信は行えます。

しかし、個人での配信ならまだしも、企業が行うイベントなどの場合、映像や音質にある程度こだわったほうがよいです。そのため、上記で紹介したようなデジタルビデオカメラや外付けマイクを使うことをおすすめします。

2. ネット環境を整える

ライブ配信の際には、快適に配信できるインターネット環境も準備しましょう。「スピードテスト」などと検索して出てきたサイトから、回線速度を測定することができます。

配信の際に主に必要なのは「上り」の速度で、最低でも5~6Mbpsは欲しいところ。さらに、変動を考慮し、5~10倍にあたる25~60Mbpsあると安心でしょう。

また、安定した配信には、無線ルーターよりも有線の光回線などを使用することがおすすめです。

配信時のインターネット環境については、一例としてYouTubeでライブ配信する際の内容を以下で解説しています。
YouTubeのライブ配信に必要な回線の速度とは? ネット環境を選ぶポイントを解説

3. 目的に合った配信プラットフォームを選ぶ

自社の配信に適した配信プラットフォーム(ツール/アプリ)を選ぶことも重要です。さまざまな機能や料金プランのものがあるので、比較して選んでみましょう。

ライブ配信プラットフォームの選び方やおすすめの種類は、下記のページも参考にしてみてください。
ライブ配信アプリはどう選ぶ? おすすめ配信アプリ・プラットフォーム22選を紹介

Zoom

おすすめツールの1つに「Zoom」があります。使いやすさ・搭載機能・セキュリティ性とさまざまな面で優れた配信プラットフォームです。

機能やストレージなどの違いによってプランがわかれています。画面共有をしたり、ホワイトボード機能を使用したりすることができ、最大100名かつ40分以内の配信であれば、無料でも利用可能です。

Zoomの特徴や料金に関する詳細は、下記ページでチェックしてみてください。
Zoomウェビナーとは? 特徴と便利な機能について解説|ウェビナーはどんな場面で活用できる?
Zoomウェビナーの料金プランとライセンス購入手順を紹介! ミーティングとはどこが違うの?

4. 参加者に推奨環境などを伝えておく

オンライン配信の視聴者に対し、前もって推奨するインターネット環境を伝えておくことも大切です。また、アーカイブ配信(ライブ配信を録画して再配信する)の希望があるかも確認しておきましょう。

イベントへの積極的な参加を促したいなら、チャットや拍手・挙手機能などが搭載されたプラットフォームを選ぶことも大切です。

5. 事前にリハーサルをする

本番前にリハーサルを行っておくことも大切です。音声や映像の入り具合に問題ないか、スムーズに進行できるかなど、非公開で配信テストをして本番に備えます。問題点があれば、ライブ配信当日までに改善や対策を行いましょう。

出張配信を依頼するメリットとは?

出張配信を依頼するメリットとは?
出張配信は、プロが出張してオンライン配信を代行で行ってくれるサービスです。ここでは、ライブ配信を代行会社に依頼するメリットを紹介します。

なお、出張配信について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
出張配信とは? 配信代行サービスにはどんな種類がある?|配信代行を頼む時の8つのポイント

1. 機材を揃える費用がかからない

最初の章で、ライブ配信に使用する機材を紹介しました。ある程度高いクオリティの配信を行うためには、機材を揃えるだけで最低でも60万円ほどかかるといわれています。

しかし、出張配信を頼めばそのような機材を揃える必要がないため、機材費がかかりません。また、機材には大きいものもありますが、自社で用意しなくて済めば機材を保管するための場所も不要です。

2. ハイクオリティなライブ配信を行える

出張配信を利用すると、配信機材や配信プラットフォームの専門スキルを持ったスタッフが代わりに配信を行ってくれるので、ハイクオリティなライブ配信が可能です。

特に、社内に配信に詳しい社員がいない場合は、プロに任せれば安心感を得られます。万が一配信中にアクシデントが発生した場合も、スムーズに対応してもらえるでしょう。

出張配信はどれくらいの費用がかかるの?

出張配信はどれくらいの費用がかかるの?
出張配信を頼む場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。出張スタッフの人数・配信時間・使用機材などによって違うため、目安を紹介します。

まず、カメラ1台程度の小規模な配信の場合、安いところでは6万円前後で済むこともありますが、一般的には10~20万円程度を見込んでおきましょう。

カメラを2台程使用する中規模のイベントになると、配信のクオリティ向上に期待できますが、そのぶん費用は上がります。30~50万円程度と考えておくと安心です。

出張配信サービスを選ぶ3つのポイントとは?

出張配信サービスを選ぶ3つのポイントとは?
出張配信サービスにもさまざまな業者があります。選ぶときにチェックしたいポイントを見てみましょう。

1. 対応できる配信の規模

まず、どれくらいの規模の配信まで対応してもらえるかをチェックしましょう。配信の規模が大きくなると、それだけ人手も必要になります。

今回は主に小~中規模イベントの配信について見てきましたが、今後大規模のイベントを計画したときにも対応が可能であれば、なおよいです。

2. これまでの配信実績

依頼したい代行会社が、これまでにどれくらいの数の実績を持ち、どんな配信を手掛けてきたのかをチェックすることも重要です。

コンサートなどの音楽系、セミナーなどのビジネス系といったように、業者ごとに得意とするジャンルや内容が異なるため、自社が求めるシチュエーションでの実績が多い会社を選ぶことをおすすめします。

3. 対応できる配信プラットフォーム

その出張配信業者がどんな配信プラットフォームに対応しているかも、事前にきちんと確認しましょう。

プラットフォームにはたくさんのものがあり、種類によっては自社のターゲットに合わないものもあります。そのため、自社の使いたいプラットフォームが利用できるかどうかは重要な点です。

自社での開催が難しい場合にはプロの力を借りよう!

自社での開催が難しい場合にはプロの力を借りよう!
自社で配信するときに必要な機材はたくさんあり、配信の規模によっても変動します。一から揃える場合は費用もかかるため、ある程度の予算を用意しなければなりません。成功させるポイントも押さえながら、配信を行ってみてください。

なお、自社での開催が難しい場合は、出張配信業者のようなプロの力を借りる方法もおすすめです。選ぶときのポイントも解説したので、自社の配信に合った業者を選びましょう。

KOUTENはさまざまな配信プラットフォームに対応しており、スタジオからの配信だけでなく出張配信にも対応しています。どこの業者に頼んだらいいのかわからない・悩んで選べないという企業は、まずは相談だけでもお気軽にどうぞ。

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