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企業がYouTubeのライブ配信をする5つのメリットとは?必要な準備や配信方法、活用方法を解説
「企業がYouTubeのライブ配信をするメリットって何だろう?」、「YouTubeライブの準備や活用方法についても知りたい」と考えている方もいるでしょう。
YouTubeは国内のみならず、国外のユーザーにもアピールできるライブ配信の方法として世間の注目を集めています。
本記事では、企業のYouTube配信の概要やメリット、準備方法や活用方法を紹介します。YouTubeのライブ配信を企業からの情報発信の手段として活用したいという方は、参考にしてみてください。
YouTubeのライブ配信とは一体なにか?
YouTubeのライブ配信とは、YouTube Liveと呼ばれるYouTube内の無料ライブ配信機能で、ライブ配信を行うことをさします。
日本国内で6,500万人以上、海外で20億人以上のユーザーを抱えるYouTubeのライブ配信機能を活用して、企業が伝えたい内容をライブ配信することで、国内外の視聴者にアピールできるのが特徴です。
YouTube Liveの配信方法には、以下の3種類が挙げられます。
- Web配信:パソコン内臓のカメラか外付けカメラ映像を配信
- デジタルデバイス配信:スマホやタブレットのインカム映像を配信
- エンコーダ配信:複数の音声・映像機器を使用して編集したものを配信
これらの配信方法のいずれかを使用することで、YouTubeのライブ配信をすることができます。自社に合った配信方法はどれかを検討しましょう。
企業がYouTubeでライブ配信する5つのメリット
YouTubeのライブ配信機能を活用するメリットは、以下の5点にまとめられます。
- 無料で配信できて、無料で視聴できる仕組み
- リアルタイム配信をしながらアーカイブできる
- チャット機能でコミュニケーションがとれる
- たくさんのユーザーに配信を見てみらえる
- 解析データをもとに視聴者を分析できる
これらの具体的なメリットを知って、YouTubeのライブ配信を企業としての配信手段にするべきかどうか考えてみましょう。
1.企業が無料で配信できて視聴者も無料で参加できる
YouTube Liveは無料のライブ配信機能です。撮影機材があれば、ツールにコストをかけずにライブ配信できます。
自社内の会議室やオフィスからライブ配信すれば、撮影スタジオを借りるコストも手間もかかりません。無料で手軽にライブ配信するなら、YouTubeのライブ配信機能を使用するのがおすすめです。
2.リアルタイム配信をしながらアーカイブできる
YouTubeは自動的にライブ配信をアーカイブできます。そのため、ライブ配信とは別にアーカイブ配信の設定をする必要はありません。後日ライブ配信を見逃した視聴者も、好きな時間にライブ配信のアーカイブを視聴できます。
アーカイブを後日SNSやYouTube上で共有することも可能なので、より多くの人にライブ配信の内容を視聴してもらえる配信方法です。
3.チャット機能でコミュニケーションがとれる
YouTube Liveの特徴は、リアルタイムで視聴者とコメントのやりとりができることです。視聴者と配信者がライブ配信に質疑応答できることに加え、音声や映像などに問題が起こった際に、視聴者がチャットで問題点を伝えてくれる可能性も。
手軽にコミュニケーションがとれるYouTubeのライブ配信機能は、視聴者とのコミュニケーションを想定しているような配信にも最適です。
4.ユーザー数が多くたくさんの人に配信を見てもらえる
YouTubeには数千万人以上のユーザーが登録しており、世界最大の動画配信プラットフォームだといえます。そのため、YouTube上でライブ配信するということは、それだけ多くの視聴者にライブ配信の内容が届きやすいということです。
より多くの視聴者に自社のライブ配信を視聴してもらいたいと考えているなら、YouTube Liveの機能を使って配信を行ってみましょう。
5.解析データをもとに視聴者を分析できる
YouTubeのライブ配信機能を使うメリットは、視聴者数や視聴者維持率、チャット率、平均視聴時間などのデータを得られることです。YouTube Liveでライブ配信をすれば、配信中の視聴者の動きをデータで分析できます。
無料でライブ配信機能を活用しながら、視聴者に関するデータ分析を行い、それ以降のライブ配信内容の改善に活かしたいと考えている方におすすめです。
企業がYouTubeでライブ配信するあたって必要な3つの準備
企業がYouTubeでライブ配信するためには、以下の3つの準備が必要です。
- YouTube上でチャンネルを開設する
- 台本を用意して構成・配信内容を考える
- SNSやYouTube上で事前告知しておく
YouTubeのライブ配信機能を問題なく使用するために、基本的な準備事項についてはおさえておきましょう。
1.YouTubeのチャンネル開設をする
Googleアカウントを使用して、YouTubeでチャンネル開設します。Googleアカウントを保有していれば、すぐにYouTubeに連動させることが可能です。チャンネル名やアイコンを自社のものだとわかるように設定しましょう。
2.台本を用意して構成・配信内容を考える
YouTubeのライブ配信に向けて、まずは配信内容の企画・台本を考案します。自社でのライブ配信の経験がない、もしくは浅い場合は、専門のライブ配信スタジオにライブ配信の代行を企画の立案からサポートしてもらうのも有効な手段の一つです。
オンライン配信スタジオの「KOUTEN」は、企画からスタジオの確保、当日の司会進行に至るまで、ライブ配信に関する業務のサポートが可能です。
オンライン配信の総合サポートを求めているなら、KOUTENを利用してみてはいかがでしょうか?
3.SNSやYouTube上で事前告知しておく
YouTubeのライブ配信をより多くの視聴者に見てもらうためには、各種SNSやYouTubeチャンネル上で事前告知しておくのが大切です。
いくら魅力的なライブ配信を企画・実施しても、視聴者がライブ配信の存在を認知していなければ、視聴者数を伸ばすことは難しいでしょう。
自分の会社が持つSNSやYouTubeチャンネルで事前告知をすることで、ライブ配信の効果をさらに高めることが可能です。
企業がYouTubeでライブ配信をする3つの方法
企業がYouTubeのライブ配信機能を活用する方法は、以下の3点にまとめられます。
- Webカメラで配信する
- モバイル端末で配信する
- 外部のエンコーダで配信する
それぞれの配信方法について知って、自社がライブ配信をする場合には、どのような配信方法を利用すべきかを検討しましょう。
1.Webカメラで配信する
Webカメラで配信する場合は、以下の手順をとることになります。
- YouTubeチャンネル上の「アップロード」ボタンを押す
- 「ライブ配信」のボタンを押す
- 配信手段として「Webカメラ」を選択する
- タイトルや概要欄・サムネ撮影をする
- 内容を保存してライブ配信を開始する
アップロードボタンを押して、それからライブ配信に必要な詳細情報を登録して、ライブ配信を開始させることが可能です。配信されてから12時間以内のライブ配信は、自動的にアーカイブされる仕組みになっています。
2.モバイル端末で配信する
モバイル端末からライブ配信する場合は、以下の手順をとることになります。
- YouTubeのアプリを起動する
- 「起動」ボタンから「ライブ配信を開始」
- タイトルや概要欄・サムネ撮影をする
- 内容を保存してライブ配信を開始する
モバイル端末からの配信は、チャンネル登録者数50人以上のチャンネルが利用できるライブ配信方法です。また、チャンネル登録者数が1,000人以下だと、視聴者数が制限されたり、非公開に設定されたりする点に注意しましょう。
3.外部のエンコーダで配信する
外部のエンコーダを使用して配信する場合は、以下の手順をとることになります。
- エンコーダをインストール
- Webカメラやマイクなどを接続する
- YouTube Studioにアクセスする
- 「作成」ボタンから「ライブ配信を開始」を選択
- 「エンコーダ配信」を選択する
- エンコーダを設定してライブ配信を開始する
複数の外部機器を接続する配信で、より音声や映像にこだわりたい方が利用する配信方法です。
企業がYouTubeのライブ配信を活用する3つの方法
企業がYouTubeのライブ配信機能を活用する場面は、主に以下の3つです。
- 企業の説明会をオンラインで開催する
- 新商品・サービスを紹介できる
- キャンペーン情報をPRできる
それぞれの活用場面について知って、自社でYouTubeの配信機能を活用すべき場面は一体どこなのかを考えてみましょう。
1.企業の説明会をオンラインで開催する
就活生向けのイベントやクライアント、新入社員向けの説明会をオンライン配信したい場合に、YouTubeのライブ配信は有効です。
オンライン配信を見逃してしまった人でも、手軽に配信内容をアーカイブで確認できるので、企業の説明会に活用するライブ配信としてもおすすめだといえます。
2.新商品・サービスを紹介できる
企業の新商品やサービスをオンライン配信したい場合にも、YouTubeのライブ配信機能はおすすめです。登録者数が多いYouTube上で企業の商品やサービスをアピールできるので、特定のファン層だけでなく、新規顧客の開拓につながる可能性もあります。
3.キャンペーン情報をPRできる
企業の割引やキャッシュバックキャンペーン、コラボキャンペーンなど、新たにはじめるキャンペーン情報をYouTubeのライブ配信を活用してアピールするのも手です。
また、事前にSNSやYouTube上で告知しておくことで、より多くの方にキャンペーン情報について知ってもらうことができます。
YouTubeのライブ配信をするなら企画から運営まで依頼できるKOUTEN
この記事では、YouTubeのライブ配信機能の特徴やメリット、準備方法や配信方法、活用されるシーンについて解説しました。YouTubeのライブ配信は、Webカメラ配信・モバイルデバイス配信・エンコード配信の3つの方法でライブ配信できて、自動的にアーカイブを残すことができます。
ユーザー数が多いYouTube上でライブ配信をすることで、既存顧客だけでなく、新規顧客を獲得するような企業PRをすることも可能です。ライブ配信機能を有効活用して、企業がアピールしたい商品やサービス、キャンペーン情報を効果的に配信していきましょう。