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撮影・録画技術

ライブ配信・動画撮影スタジオの選び方を紹介!必要な機材や確認したい条件も解説!

ライブ配信・動画撮影スタジオの選び方を紹介!必要な機材や確認したい条件も解説!

YouTube、zoom、vimeoなどの媒体を使用したオンライン配信の需要が高まり、配信をする企業やライバーも増加しています。

会議室or社内や自宅で撮影して映像をアップロードする方法もありますが、本格的でクオリティの高い撮影や配信を行いたい場合は専用の配信スタジオを利用するのもおすすめです。

そこで、配信スタジオの特徴や利点などを解説し、スタジオをレンタルする際の選び方や必要な機材も紹介します。より高度な動画を撮りたい方やこれから配信を行いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

配信スタジオとは?

配信スタジオとは?

配信スタジオとは、さまざまな用途で配信を行うためのレンタルスペースのことです。専門のスペースを使用して撮影することでクオリティの高い配信ができます。ここでは、配信スタジオがよく使われるシーンを紹介しましょう。

配信スタジオのおもな用途1|ライブ配信

1つめは生中継です。オンラインで講義・セミナーなどを行うウェビナー、オンラインでの対談やトークイベント、料理教室、フィットネスやダンスなどのレッスンといった場面で、ライブ配信を行うときに使われます。

自宅や会議室or社内で行うこともできますが、映像のクオリティや設備、場所の雰囲気などを考えると、環境が整った専用スペースで行うのがおすすめです。

配信スタジオのおもな用途2|動画撮影

生配信だけでなく、動画の撮影スタジオとして使用することもできます。雰囲気や広さの異なる複数のスペースを提供しているスタジオもあり、静かな空間やスタイリッシュな空間で収録可能です。

ライブ配信との違いは、収録後に映像を編集してから視聴者に提供する点。撮影に必要となる機材も揃っており、初心者でも簡単に本格的な撮影が行えるでしょう。

配信スタジオの種類

配信スタジオの種類
配信スタジオにはおもに2種類の形式があります。それぞれどんな特徴があるのか説明しましょう。

配信スタジオの種類1|ホリゾントスタジオ

ホリゾントスタジオとは、壁と床の境目がわかりにくいように設計されたスタジオ。外からの光を遮り、床と壁の境目の部分をゆるやかなカーブにすることで、影ができにくいような構造になっています。

写真撮影のために作られた、「白ホリ」といわれる「白ホリゾントスタジオ」が主流です。被写体がよく映えます。また、クロマキー合成用に、グリーンやブルーで塗られたホリゾントスタジオもあります。

配信スタジオの種類2|ハウススタジオ

ハウススタジオとは、雑誌や番組などの制作のために使う建物タイプのスタジオのことを指すのが一般的です。

一軒家やマンションの一室などに設けられており、インテリア・ロケーションに凝ったものやキッチン用品が一式揃ったものなど、さまざまなシチュエーションのスタジオがあります。

撮影したいコンセプトに合う内装や設備、環境なら、セットを組む手間も省けてコストカットにもつながるでしょう。

配信スタジオを使用するメリット・デメリットは?

配信スタジオを使用するメリット・デメリットは?
つづいては、配信スタジオのメリットとデメリットについて解説します。

配信スタジオを使用するメリット

社内や自宅に配信スペースがない場合でも、スタジオを借りれば配信や撮影ができます。周囲の音も気にならず撮影に集中できるほか、撮影機材を持っていなくてもレンタルできるスタジオが多いので、買い揃える手間も省けるでしょう。

また、撮影・配信・編集などの専属スタッフがいるスタジオなら、配信初心者でもサポートしてもらえます。ノウハウがなくてもプロの力を借りれば安心です。

配信スタジオを使用するデメリット

配信スタジオのデメリットとしては、借りるための費用がかかる点が挙げられます。少しでもコストを減らしたいからと、料金が安いスタジオをレンタルした場合、機材の貸し出しがないなど利便性が劣る可能性もあるでしょう。

また、利用時間が限られているため、予定通りに撮影が行えないままタイムアップになってしまうこともあります。あらかじめ台本を作っておいたり、進行のリハーサルや打ち合わせを行ったりしてから収録に臨みましょう。

配信スタジオを選ぶときに確認しておきたい9つの条件と選び方のポイント

配信スタジオを選ぶときに確認しておきたい9つの条件と選び方のポイント
ここからは、配信スタジオを選ぶときに確認したい条件や選び方のポイントをチェックしましょう。

条件1|インターネットの回線速度・安全性

その場でライブ配信を行う場合に、もっとも重要な条件の1つが通信速度。速度が遅いと配信中に映像が途切れたり乱れたりしてしまうことがあるため、光回線がおすすめです。単独回線がある、もしくはLAN接続ができるスタジオだとなおよいでしょう。

また、Wi-Fi接続の場合は、情報漏洩防止のためセキュリティが厳重であることも重要です。不正アクセスや外部へのデータ流出を防ぐため、セキュリティ面もきちんと確認しておきましょう。

条件2|防音設備・音響設備

ライブ配信中に、スタジオの近くをサイレンの鳴る緊急車両が通る、付近で行われている工事の音が聞こえるなどの予期せぬ騒音を回避するためには、防音設備の整ったスタジオを選ぶのがよいでしょう。

また、よりクリアで高品質な音声を配信するためには、内蔵マイクよりも音質のよい外付けマイクやアンプがあるかなど、利用するスタジオの音響設備(機材)も確認することが重要です。

条件3|対応プラットフォーム

一般的にライブ配信はYouTubeやzoomなど配信用のプラットフォームアプリを通じて行われることが多いため、スタジオが使い慣れたプラットフォームに対応しているかの確認も必要です。スタンバイしていざ配信・中継しようと思ったら、対応しておらず配信できなかった、では困ることでしょう。

初心者の場合は、前もってスタジオのスタッフに相談したり、撮影・中継時にサポートしてもらえたりすると安心です。

条件4|クロマキー合成への対応可否

クロマキー合成とは、グリーンやブルーの背景(グリーンバック/ブルーバック)を置いて撮影し、背景の部分に別の動画や画像を当て込んで映像を合成する技術です。

生配信でクロマキー合成を行いたい場合は、グリーンバックやブルーバックが用意されており、リアルタイムでの合成に対応しているスタジオを選びましょう。

クロマキー合成について詳しいことが知りたい方は、ぜひ以下の記事もあわせてお読みください。
ブルーバック(グリーンバック)を使ったクロマキー合成の基本を知ろう

条件5|機材レンタルの有無・持ち込みの可否

クオリティの高いライブ配信を行うには、さまざまな機材が必要です。必要機材の詳細は後ほど紹介しますが、自分で揃えると高額になるため、配信に利用する機材のレンタルに対応しているスタジオがおすすめです。

また、自分の所持している機材を使いたい場合には、持ち込みが可能かどうかを事前にスタジオに確認しておきましょう。大きな荷物がある場合は、搬入できるかも確認しておいたほうがよいでしょう。

条件6|専属スタッフ

初心者などでライブ配信に慣れていない場合は、専任のスタッフが配備されているスタジオがおすすめです。

配信の内容にあわせて知識の深いスタッフをつけてもらえる場合や、撮影・編集オペレーターを用意しているスタジオもあります。プロについてもらえれば、制作担当者の負担が減るうえ、よりクオリティの高い動画配信を作ることができるでしょう。

条件7|控室の有無

配信のスムーズな進行のためには打ち合わせは欠かせません。また、着替えや休憩などが必要になることもあるため、スタジオに控室があるかどうかも確認しておきましょう。

特に長時間におよぶ撮影が想定される場合は、出演者が一息つけるプライベートスペースがあるかどうかは重要です。

条件8|料金・延長の可否

スタジオの料金体系はスタジオによってさまざまです。時間単位で決められているところもあれば、使用する部屋ごとに違ったり、終日単位で決められていたりする場合もあります。

また、予定時間より撮影が長丁場になりそうな際の延長の可否や延長料金、万が一の際のキャンセル料なども事前に確認しておくと安心でしょう。

機材をレンタルする場合や控室を使う場合、専門スタッフをつけてもらう場合など、オプションで別途費用が発生することもあります。

尚、KOUTENでは延長自体は、営業時間内であり、かつ、後に予約が入っていなければ可能です。延長の意思がなくてもセミナーが延びた等で、利用時間が過ぎた場合、自動で延長となりますので予め注意してください。

条件9|会社や駅などからのアクセス

スタジオの立地条件もチェックしましょう。使用する機材・道具の搬入がある場合や移動時間のタイムロスが気になる方は、会社や自宅から近いところで探すのがよいでしょう。

また、外部講師やゲストなどを招く場合は、最寄り駅から近くてわかりやすい、駐車場があるなど、アクセスしやすい場所にあるスタジオがおすすめです。

ライブ配信や動画撮影に必要な機材は?

ライブ配信や動画撮影に必要な機材は?
ライブ配信・動画撮影をする場合、どのような機材が必要なのでしょうか。4つ紹介するので、配信スタジオでレンタルする際の参考にしてください。

映像機材|カメラ、モニター、スイッチャーなど

配信を行う際にまず必要なのがカメラ。カメラはできるだけ高画質な撮影ができるよう、4K対応などのものを使用するのがおすすめです。

画面を固定して配信する場合はカメラ1台で対応できますが、出演者が何人もいるなどで画面を切り替えたい場合は、複数台のカメラやスイッチャーも必要でしょう。

また、カメラで撮影した映像はそのまま視聴者に流すことができないため、パソコンに送るためのビデオキャプチャーが必要なほか、カメラに繋げるコード、撮影されている側が映像を確認するための「返し」用モニターなども使用します。

音響機材|マイク、ミキサーなど

ライブ配信の際は音声も重要なため、必要機材を揃えましょう。代表的な機材として、マイクはもちろんのこと、マイク音を調節するミキサーなどが必要です。

複数人の音声をまとめるときは、生配信に特化されたAVストリーミングミキサーを使うと便利でしょう。テロップの表示や他の映像との組み合わせもできる高機能な機材です。

配信機材|パソコン、ソフト、LANケーブルなど

配信を行うためには、パソコンや配信専用のソフトウェアも必要です。ソフトは無料のものから有料のものまでいろいろな種類があります。機能や使いやすさを考慮して選びましょう。配信中に別の映像を流したい場合などは動画編集ソフトも必要です。

また、インターネット接続を有線で行う場合は、別途LANケーブルも用意しましょう。

照明機材

よりクリアで高品質な映像を配信するためには、照明設備も欠かせません。天井に標準装備されている照明だけでなく、出演者の顔などの被写体を明るく映せるスタンド式の照明器具などがあるとよいでしょう。

配信スタジオを利用する場合、基本的な照明設備が整ったスタジオを借りるのがおすすめです。

まとめ

まとめ
今回は、ライブ配信や動画の撮影をするときにレンタルできるスタジオについての情報をお届けしました。メリットもデメリットもありますが、クオリティの高い本格的な配信を行いたい方には配信スタジオはおすすめです。

また、配信スタジオを選ぶ際には、設備や料金、立地などチェックしたい項目がたくさんあります。専属スタッフやプロ仕様の機材が揃ったオンライン配信スタジオKOUTENなら、初心者でも安心して利用できるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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