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ライブ配信アプリはどう選ぶ? おすすめ配信アプリ・プラットフォーム22選を紹介
ライブ配信を行う企業や個人が増えています。ライブ配信を行うためのアプリやプラットフォームにもさまざまなものがありますが、多すぎて選び方がわからず困っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、ライブ配信ができるサービスを選ぶときにチェックしたいポイントを解説します。さらに、ライブ配信におすすめのサービスも多数紹介するので、適したものを選んで利用してみてください。
ライブ配信アプリはどこで選ぶの? 7つのポイントを紹介
では早速、ライブ配信サービスの選び方のポイントを見ていきましょう。
1. 会員数の多さ|ユーザー数・リスナー数
ライブ配信では多くの人に見てもらうことが必要なため、アプリ・プラットフォームのユーザー(利用者)数やリスナー(視聴者)数など、配信したときに見込める会員の多さをチェックすることが大切です。
アプリの場合は、ダウンロードされている数もあわせて確認しましょう。
2. 配信環境|画質の良さ・遅延の少なさなど
ストレスなくライブ配信するためには、配信環境も重要です。動画の画質のよさ(4K対応など)や遅延の少なさ(低遅延)をチェックし、ライバー(配信者)もリスナーも快適に利用できるアプリやプラットフォームを選びましょう。
3. 利用できる機能|初心者向けチュートリアルなど
ライブ配信サービスには多彩な機能が搭載されています。初心者の場合、チュートリアルが用意されている・先輩ライバーからのサポートを受けられるなど、新人にも優しい機能があるものを選ぶとより安心です。
4. 配信動画のジャンル|ゲーム実況・雑談など
自分の配信したい動画のジャンルに合ったサービスを選ぶのもポイントです。ゲーム実況・音楽・雑談など配信内容が1つに決まっている場合、そのジャンルに特化したアプリを選ぶ方法もあります。
5. 配信の対象|国内のみ・海外にも
ライブ配信用のアプリ・プラットフォームには、海外にも発信できるものもあります。動画配信の対象は国内だけでいいのか、海外のユーザーにも配信したいのかを考えて選ぶのもおすすめです。
6. 収益化(マネタイズ)の方法|投げ銭・ファンクラブなど
ライブ配信の配信者が収益を得られるものもあります。ただし、利用するプラットフォームによって収益化の方法が異なるため、事前にチェックしましょう。
投げ銭型(配信中にもらったアイテムを換金できる)やファンクラブ型(ファンが月額課金する)など、収益化する仕組みを理解しておくことが大切です。
7. イベントの開催数|ランキングイベントなど
ライブ配信サービス内では、多様なイベントも開催されます。ファンを多く獲得して知名度を高めたい場合は、ランキングイベントなどが行われるアプリを選ぶことがおすすめです。
おすすめ配信アプリ・プラットフォーム22選を紹介
ここからは、ライブ配信におすすめしたいアプリ・プラットフォームを22種類紹介します。
1. YouTube(ユーチューブ)
ユーチューブは、世界に20億人以上ものユーザーを抱える巨大な動画配信プラットフォームです。企業や著名人からも一般人からも毎日多数の動画が投稿され、同時に多くのユーザーによって視聴されています。
最もユーザー数が多い
ユーチューブの強みはひとえにユーザー数が多いことです。ユーチューブではライブ配信も行うことができ、「ライブ」のチャンネル登録者数だけでも1510万人(2022年5月現在)います。企業で利用する場合、株主総会や採用説明会などにおすすめです。
2. BIGOLIVE(ビゴライブ)
ビゴライブは、日本・アメリカ・韓国・ヨーロッパなど世界各地で利用されているライブ配信アプリです。海外の言語や文化などに興味がある方にもおすすめします。
グローバルユーザー4億人
世界のユーザー数が4億人を突破し、ますます勢いに乗るビゴライブ。ファンクラブ機能やファミリー機能があったり、リスナーがライバーにギフトを贈れたりと、「推し」と密に接することができます。活躍したライバーに対する表彰などの特典もあります。
3. SHOWROOM(ショールーム)
ショールームは、イベントやオーディションなどが積極的に開催されているライブ配信アプリです。視聴者はアバターを作成することにより、まるでライブに参加しているような感覚で観客席に入ることができます。
アイドルや芸人などプロも利用
現役のアイドルやモデルなども配信を行っており、ファンにとってはより近くで本物に接することができるのが魅力です。芸能人を目指す人を応援する企画も行われています。
4. Pococha(ポコチャ)
ポコチャはDeNAが運営するライブ配信アプリです。高画質な配信ができたり、美肌フィルターできれいに見せることができたりという特徴があります。
初心者にもおすすめのセミナーも
ライブ配信初心者でも配信のコツを学べる「ポコセミナー」が開催されたり、時給制が導入されていたり、配信時間や盛り上がり度合いに応じて収益につながる「ダイヤ」をもらえたりと、稼ぎやすい仕組みが豊富です。
5. ニコニコ生放送
ニコニコ生放送(ニコ生)は、ニコニコ動画でおなじみのniconicoが提供するライブ配信サービスです。「一般」「やってみた」「ゲーム」などにジャンル分けされており、リスナーは好きなものから選んで視聴することができます。
元祖配信アプリで歴史が長い
ニコ生は、2007年から提供されている、ライブ配信アプリのなかでも先駆けのような存在です。知名度が高く古株のユーザーも多数存在しており、個性豊かな配信にあふれています。
6. ツイキャス
ツイキャスは2010年に開始されたサービスで、ユーザー数は3,000万人以上。Twitterと連携して配信の告知などを行えます。100種類以上のカテゴリがあり、気に入ったジャンルを見つけやすいのが魅力です。
モバイルでの配信に強い
モバイル配信に強く、スマホで別のアプリを開いた状態でバックグラウンド配信を行えたり、ゲーム実況を行えたりと便利に使えます。有名人も多数配信を行っており、幅広い楽しみ方が可能です。
7. 17Live(ワンセブンライブ)
ワンセブンライブは通称「イチナナ」と呼ばれるライブ配信アプリです。ダウンロード数は1,000万を超え、顔出しで配信する女性ライバーが70%と多く、なかでも20代が多数利用しています。
国内&海外ユーザー多数
イチナナは台湾発のアプリのため、国内外に多くのユーザーがいます。投げ銭型で、視聴者からもらったギフトポイントを換金することが可能です(還元率は人気があるほど高い)。
8. LINE LIVE(ラインライブ)
ラインライブは、大手メッセージアプリ「LINE」が提供するライブ配信機能です。有名人から一般人まで幅広く配信を行っています。
グループ内での配信も可能
ライバーは、特定のLINEグループのなかで配信することもできます。配信中にもらったコメントやハートに応じてLINEポイントを受け取り、収益化することが可能です。
9. Instagram(インスタグラム)
画像や動画を投稿するSNS「インスタグラム」にもライブ配信機能(インスタライブ)が備わっています。芸能人などがリアルタイムで配信を行い、視聴者はコメントやいいねを送ることができます。
公開範囲が選択できる
インスタライブでは、フォロワーのみに公開、指定したフォロワーには非公開、というように、公開範囲を限定することが可能です。また、視聴者からのコラボリクエストを承認すると、その相手とライブで共演することもできます。
10. ふわっち
ふわっちは、多くのライバーが顔出しで配信を行っているライブ配信アプリ。リスナーは、視聴だけなら会員登録不要で参加できます。
本音トークをしたい人にも
ふわっちは、ライバーが配信中に喫煙や飲酒をしてもOKです。ライバーの素顔に触れることができ、本音でくだけたトークをするライバーも多くいます。
11. Uplive(アップライブ)
アップライブは、世界中に2億人ものユーザーを持つライブ配信アプリです。過激な発言や行為の禁止など細かいルールが定められており、厳しいながらも安全な配信を行えます。
翻訳機能アリ
アップライブでは、言語がわからなくても、アプリ内の通貨「ダイヤ」(有料)を使用すると文字や音声の翻訳機能を利用できて便利です。
12. IRIAM(イリアム)
イリアムは、イラストを用意し、そのキャラクターを自分に見立てて配信を行うというユニークなヴァーチャルライブ配信アプリです。
顔出しせずに配信可能なヴァーチャルアプリ
イリアムではイラストのキャラクターが自分の代わりなので、身バレ防止などで顔出しをしたくない方も気軽に配信を行うことができます。
13. Mirrativ(ミラティブ)
ミラティブは、ゲームの実況配信におすすめのアプリです。「エモモ」と呼ばれるアバターを作り、ヴァーチャルで配信することもできます。
スマホのゲーム配信に強い
新規登録時に好きなゲームを選ぶことができ、ゲームの内容に強いのが特徴です。配信中に視聴者からギフトをもらい、マンスリーランキングで1,000位以内に入れば現金化することが可能です。
14. LIVE812(ハチイチニ)
ライブハチイチニは、静岡県焼津市の「MyStar」という企業が運営するライブ配信サービス。ライブコマース(生配信での通販)機能を搭載しています。
ライブしながらオンライン販売
ハンドメイド作家や革職人など、さまざまな分野の専門家がライブコマースを利用しています。視聴者側も、作る人とリアルタイムでコミュニケーションを取りながら購入できて安心です。
15. ミクチャ
ミクチャは、特に10代女性に支持されている動画配信アプリです。通常のライブ配信だけでなく、ゲーム配信や撮影済みの動画の投稿もできます。
ユーザー数1700万
ミクチャのユーザー数は1,700万人にものぼります。ミクチャ自体では収入は得られませんが、人気ライバーになれば知名度が上がり、仕事につなげられる可能性もあります。
16. HAKUNA(ハクナ)
ハクナは顔出しせずに音声のみでもライブ配信ができるアプリです。24時間運営によって監視されており、管理体制も厳重です。
視聴者との距離が近い
ハクナには「イケボ」「カワボ」「寝落ち」などのジャンルがあり、聴覚に集中できる配信がたくさん行われています。ライバーと視聴者との距離が近いことが人気のポイントです。
17. Mildom(ミルダム)
ミルダムは、スマホや家庭用ゲームのライブ配信を中心としたアプリ。高画質で遅延の少ない配信を楽しむことができます。
ゲーム配信に強い
ミルダムにはプロゲーマーも多数参加しており、ファンにとってうれしい環境なだけでなく、ゲーム好きの方が共通の趣味を持つ仲間を見つけるのにもうってつけです。
18. REALITY(リアリティ)
リアリティは、自分の好きなアバターを作って配信を行えるヴァーチャルライブ配信アプリです。髪型・顔・服装などを自分で選んでカスタマイズできます。
スマホでヴァーチャルライブができる
スマホ1台あれば、アバターを動かしながらライブ配信を行えます。ほかの人とのコラボ配信もできるので、人気ライバーとコラボすれば一層盛り上がるでしょう。
19. Spoon(スプーン)
スプーンは音声でライブ配信でき、ラジオ感覚で楽しめるアプリです。声に自信のある方、歌うのが好きな方、方言トークを聞いてほしい方などにおすすめします。
音声ライブ特化型
音声ライブに特化しており、カメラがなくても配信できるので、顔出しを控えたい方も安心して利用できます。投げ銭型のため収益化も可能です。
20. LiveMe(ライブミー)
ライブミーはアメリカ発祥のライブ配信アプリ。世界中の人々のさまざまな配信を楽しむことができます。
海外ユーザー多数
海外のユーザーが多く、異国の文化に接することが可能です。個性あふれるライバーたちの配信を参考として活かすのもよいでしょう。
21. ピカピカ
ピカピカは、音声ライブ配信を行えるアプリです。弾き語りやセリフ朗読など、音声に特化したジャンルが揃っています。
声劇機能は声優を目指す方にもおすすめ
ピカピカでは声劇にも力を入れており、シナリオの一般投稿も可能です。声優を目指している方が自慢の声で声劇の配信を行えば、未来への扉が開ける可能性もあります。
22. EVERY.LIVE(エブリィライブ)
エブリィライブは、2021年に日本で開始された比較的新しいライブ配信アプリです。サービスを通じて就業支援や社会貢献なども行っています。
母親支援で子育て中の方にも
子どもを持つママさんライバーには、条件を満たすことにより、プラスで月額1~2万円の報酬があります。また、24時間の監視体制があり、安心して利用できます。
配信にはオンライン配信スタジオの利用もおすすめ!
ライブ配信用のアプリやプラットフォームには多くの種類があることがわかりました。利用する際は、ユーザー数や配信環境、収益化できるかなど、ポイントを押さえながら自分に合うものを選択することが大切です。
なお、クオリティの高い配信を行いたい方には、オンライン配信スタジオの利用もおすすめです。動画配信スタジオKOUTENは、今回取り上げたプラットフォームのうちYouTubeのライブ配信に対応しています。
撮影のための必要機材も取り揃えているので、興味があればぜひお気軽にお問い合わせください。