オンライン配信
Facebookライブとは?ウェビナーを開催するメリットや配信する方法を紹介
ウェビナーを開催するにあたって、「Facebookライブ」というサービスが利用できることをご存じでしょうか?Facebookライブは利用する企業も増加している注目のサービスです。
そこで、今回は、Facebookライブの概要やウェビナーを配信するメリット、配信のやり方などをお伝えします。自社の配信に適していると感じたら、ぜひ利用してみてください。
Facebookライブとは
Facebookライブとは、Facebookが提供しているライブ配信サービスです。Facebookを通じて、リアルタイムで動画を配信することができます。誰が視聴しているか・視聴者数を確認でき、配信中にコメントやリアクションを受け取ることも可能です。
Facebookユーザーであれば誰でも配信を行えるので、個人配信だけでなく、ビジネスでの配信に利用する企業も増えています。
Facebookライブの特徴
Facebookライブの特徴として、まず、視聴者は自分のアカウントとつながっている友人がメインであることが挙げられます。もともと知っている間柄のため、深い交流がしやすいです。
また、Facebook自体のユーザー数は全世界で約29億3,000万人と非常に多いため、視聴者層の拡大、ひいては新規顧客の開拓に期待できます。
Facebookライブでウェビナーを開催するメリット
つづいて、Facebookライブでウェビナーを開催するメリットを紹介します。
動画を保存してシェアできる
Facebookライブでは、配信した動画を保存することができます。ウェビナーの配信を録画しておけば、終了後にフィードで公開してシェアすることが可能です。リアルタイムで見られなかった人も視聴でき、内容を見返したい人の復習にも活用してもらえます。
新たなつながりを作ることができる
Facebookライブの配信は、設定方法によっては既存の友達以外の相手にも視聴してもらうことが可能なため、ウェビナーをきっかけに新たなつながりができる可能性もあります。
たとえば、視聴者からその友達に配信をシェアしてもらうことにより、これまでつながりのなかった相手からも見てもらえるのです。
なお、10代・20代の若年層の利用が多いTikTokやInstagramに比べ、Facebookユーザーは年齢層が高めのため、30~50代くらいの層にも見てもらいやすいです。自社のターゲット層に合うようであれば、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
ユーザーのリアクションでコミュニケーションを取りやすい
Facebookライブの配信中、視聴者は「いいね」やコメント、スタンプなどのリアクションを送ることが可能です。そのため、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションを取ることができ、ウェビナーの理解度や視聴者の反応を確認しながら進められます。
積極的にリアクションをしてもらうよう、配信中に視聴者に呼びかける方法も効果的です。
Facebookライブでウェビナーを配信できる場所
ここでは、Facebookライブでウェビナーを配信できる場所と特徴をお伝えします。
個人アカウント
個人アカウントでライブ配信をする人は多く、ウェビナーの配信も可能です。友達としてつながっている相手に見てもらいやすい傾向がありますが、公開範囲を広げて不特定多数に公開することもできます。
Facebookページ
企業のFacebookページを持っている場合、FacebookページからFacebookライブを活用してウェビナーを配信することもできます。
Facebookページに「いいね」をしてくれている相手に対して公開する形で配信できるため、すでに自社のブランドや商品などに興味関心の高い層が視聴するという点がメリットです。高いリーチに期待できるでしょう。
Facebookグループ
Facebookグループ内でウェビナーを配信することも可能です。グループに参加しているメンバーだけしか見ることができない限定公開での配信のため、新規顧客の獲得には期待しづらいですが、親密度が高まりやすくなります。
配信中にコメントやリアクションをたくさんもらえる可能性も高いでしょう。
Facebookライブでウェビナーを配信する方法
ここでは、Facebookライブでウェビナーを配信するときのやり方を解説します。
PCから配信する場合
PCからウェビナーを配信するときの手順は以下の通りです。
- カメラやマイクなどの機材を整えてからFacebookにログイン
- ホームの「ライブ動画」のボタンをクリックし、「ライブ配信を開始」を選択
- 投稿場所(前述した3つの配信場所のうち配信したいところ)や公開範囲、タイトルなどを入力・設定
- 左下の「ライブ配信を開始」を押せば配信が始まる
スマホから配信する場合
一方、スマホアプリからウェビナーを配信する場合は以下のような手順です。
- カメラやマイクなどの準備を整えてからFacebookにログイン
- ホームの右上の+ボタンから「ライブ動画」のボタンをクリックし、カメラとマイクの許可を行う
- 画面上部の名前の下に「シェア先」が表示されているので公開範囲や配信場所を選ぶ
- 「タップして説明を追加」の部分に配信の概要などを入力
- 「ライブ配信を開始」を押して配信スタート
なお、PCでもスマホでも、配信画面にあるアイコンを利用して友達をタグ付けしたり、位置情報を設定したり、動画にエフェクトを加えたりすることができます。開始前に試してみてください。
ウェビナー配信終了後は「インサイト」から視聴者数や「いいね」の数などのデータを取得することができ、動画を保存してフィードに投稿することも可能です。
Facebookライブでウェビナーを配信したら効果を分析しよう
Facebookライブでは、たとえばFacebookページから配信を行った場合、ホーム画面の左側にある「インサイト」から「投稿」を開くと投稿の一覧が出てくるので、ウェビナーのパフォーマンスを確認することができます。
「動画の1分再生数」や「平均再生時間」などのデータを得ることができるので、どのくらいのユーザーが何分くらい興味を持って視聴してくれたかなどを分析し、ウェビナーの反省に活かすことが可能です。
Facebookライブで配信を見る方法
次に、Facebookライブで配信を見るときの視聴者側の操作方法を紹介します。なお、スマホでもPCでも操作や視聴が可能です。
予めFacebookに登録しておこう
Facebookのアカウントを持っていない場合は、Facebookのトップページからの登録が必要です。氏名・携帯電話の番号・ログインに必要なパスワードなどを入力し、電話番号でのSMS認証が済めば登録が完了します。
ライブ配信を探して視聴しよう
ライブ配信を視聴するには、Facebookにログインしてホーム画面上部の「▶」(再生マーク)を押し、ニュースフィードの一覧から見たい配信を探して視聴します。
もしくは、虫眼鏡のマーク(検索ボタン)に配信者名や動画のタイトルなどを入れて検索し、見つける方法もあります、
ライブストリーミングソフトを活用しよう
Facebookライブでは、代表的なライブストリーミングソフトである「OBS(Open Broadcaster Software)」を使うことで、より高品質なウェビナーを配信することができます。OBSの代表的な機能を紹介しましょう。
配信の内容を録画する
実は、FacebookライブでPCから配信した場合は録画ができません。そのため、PCでの配信時にウェビナー動画を保存したい場合は、配信と同時に録画ができるOBSを連携させると便利です。録画した動画は編集をすることもできます。
パソコンの画面を配信画面で表示する
OBSを利用すれば、カメラで撮影している画像だけでなく、PowerPointで作ったウェビナー資料など、PCで表示している画面を配信画面に投影することも可能です。
映像を合成したり切り替えたりしながら配信が行えるので、動きのある映像を視聴者に提供することができます。
Facebookライブを活用してウェビナーを配信するならオンラインスタジオを活用するのもおすすめ
ウェビナーを安定して配信するには、Facebookライブの使い方だけでなく、撮影機材や通信環境などが必要です。しかし、予算などの都合で、準備が難しい企業もあるのではないでしょうか。
そこでご提案したいのが、オンライン配信スタジオを借りる方法。環境や道具が揃っているうえ、ライブ配信に不慣れな場合もプロにサポートしてもらえます。
「KOUTEN」はFacebookライブでのウェビナー配信にも対応しているので、ぜひご相談ください。
Facebookライブでウェビナーを配信して多くの人に見てもらおう
Facebookライブは、既存の顧客との関係性を深めることができたり、ユーザーが多く新たなつながりを獲得するチャンスがあったりと、ウェビナーの開催におすすめのツールです。ぜひFacebookライブでウェビナーを配信して多くの人に見てもらいましょう。
もし配信に慣れていない場合は、オンライン配信スタジオのKOUTENを活用するのもおすすめです。