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オンライン配信

企業がセミナー配信を行う際のメリット・注意点・成功のポイントとは?

企業がセミナー配信を行う際のメリット・注意点・成功のポイントとは?

セミナーというと、かつては広い会場に講師を招き、同じ空間に多数の参加者を集めて開催されるのが一般的でした。

しかし、インターネットでの動画配信の普及や世界的な感染症の流行により、1カ所に集まっての実施から、オンライン配信に移行されるケースが増えてきました。そういった中で、これからオンラインでセミナーを配信しようと考えている企業もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、セミナーをオンライン配信する方法・メリット・注意点など、開催前に身につけておきたい知識を紹介します。自社でセミナー配信をする際に役立ててみてください。

セミナーを配信する方法

セミナーを配信する方法
インターネットを通じて動画配信を行う際には、いくつかのやり方があります。ここでは、セミナーを配信するための3つの方法を紹介していきます。

ライブ配信

ライブ配信とは、リアルタイムで配信する方法です。セミナーの様子を撮影しながらそのまま配信するので、視聴者は臨場感を感じながら見ることができます。

また、視聴者からのコメントなどを受け付けて双方向でコミュニケーションを取ることもできるので、主催者や登壇者は視聴者の反応を見ながらセミナーの内容を進行させることが可能です。

オンデマンド配信

オンデマンド配信とは、あらかじめ録画したものを配信する方法です。セミナーの様子を撮影したのち、不要なところをカットしたり、字幕を付け加えたり、見やすいように演出を加えたりして編集することができます。

ライブ配信のような臨場感は感じられにくいですが、完成度の高い動画を配信でき、視聴者は自分の好きなタイミングでの視聴や繰り返しの再生が可能です。

疑似ライブ配信

疑似ライブ配信とは、録画したものを流しつつリアルタイムで質疑応答などを行う方法です。編集して見栄えをよくしたセミナー動画を視聴してもらいつつ、リアルタイムの空気感を提供しながら視聴者とコミュニケーションを図ることができます。

主催者側にはやや手間がかかりますが、ライブ配信とオンデマンド配信それぞれのメリットを享受できる方法です。

企業がセミナーを配信するメリット

企業がセミナーを配信するメリット
つづいて、企業にとってセミナー配信にはどんなメリットがあるのかをお伝えしていきましょう。

最新の情報を伝えられる

セミナーを配信することによって、企業にとってPRしたい新商品・新サービスのような新しい情報を、いち早く顧客や消費者に伝えることができます。手間のかかる映像制作や出版などに比べてスピーディに実施が可能です。

ライブ配信ならその場で視聴者とのコミュニケーションが可能

ライブ配信の場合、視聴している顧客や得意先などの相手とリアルタイムでやりとりを行えます。交流を深めることができるとともに、視聴者がセミナーの内容に対して何を思い、また企業側が伝えたい情報が正確に伝わっているかどうかがわかりやすい点がメリットです。

なお、視聴者の反応が思わしくなければ、アプローチの方向性を変える、今後の開催時にブラッシュアップするなどの改善も行えます。

費用を抑えられる

従来の形式のように会場を借りてオフラインでセミナーを開く場合、会場費や移動時の交通費、場合によっては宿泊費などもかかります。しかし、オンライン配信であれば会場関連の経費が削減でき、大きなメリットです。

また、ライブ配信のみであれば動画を編集する手間や制作費もかかりません。

見逃した人もあとからアーカイブで視聴できる

ライブ配信では、必ずしも視聴希望者全員の予定が合わせられるとは限りません。そこで、オンラインセミナーのライブ配信を録画しておき、アーカイブとして公開すれば(オンデマンド配信)、リアルタイムで視聴できなかった人も見られます。

重要な部分は一時停止してメモを取ったり、理解しづらかった部分は巻き戻して見直したりすることも可能です。

セミナー配信の注意点・リスク

セミナー配信の注意点・リスク
次に、企業がセミナーを配信するときに気をつけたい点について解説していきます。十分な備えや配慮が必要です。

機材によるトラブルの可能性

オンライン配信では、機械関係のアクシデントが起こるリスクがつきまといます。具体的には、カメラやマイクなどの配信機材のトラブルにより、映像が映らない・音声が入らないなどの事態が起きることがあるのです。

特にセミナーのライブ配信中は、このようなトラブルを避けたいもの。事前にテスト配信で機材の動作確認をしておくとともに、予備の機材を準備しておくことをおすすめします。

インターネット環境のトラブルの可能性

ネットワークの状態も重要です。安定した配信を行うには、適切な通信環境を用意する必要があります。最低でも、上り15~30mbpsの速度がある回線を用意しましょう。

また、企業が社内で配信している最中に、他の社員がインターネットを使用することによって、配信に遅延や乱れが発生する場合もあります。セミナー中はネットワーク回線を使わないように周知しておく、または占有型の回線を使用するなどの対策が必要です。

部外者からアクセスされる可能性

たとえば、一部の人にのみ限定公開する予定だったセミナーが、何らかの原因での情報漏えいによって第三者から視聴されてしまう恐れがあります。

秘匿性が高い・まだ一般への情報解禁がされていないなど、重要事項のため限定公開するつもりだった場合でも、URLさえわかれば無関係の人が視聴できることもあるのです。

そのため、アカウントによって視聴者を識別してアクセス権を付与する・視聴用のパスワードを設ける・個別のIDを発行するなど、セキュリティ面にも配慮しなければなりません。

企業がセミナー配信を成功させるためのポイント

企業がセミナー配信を成功させるためのポイント
ここからは、企業がセミナー配信を成功させるのに押さえておきたいポイントを紹介します。

目的やターゲットを絞る

まず、セミナーの目的やゴールを決めます。何のためにセミナーを配信するのかをはっきりさせないと、セミナーの効果を得られにくいためです。

また、どんな相手に見てほしいかも重要な項目。不特定多数なのか、特定の対象に対するクローズドな内容にしたいのかを定めましょう。

適切な環境を用意する

前章のような注意点・リスクがあるため、適した環境を準備しておくことも重要です。安定した速度のインターネット回線(できれば有線LAN)、カメラ・三脚・マイク・照明などの機材を揃えましょう。配信に詳しい社員、もしくはプロの人員がいるとさらに安心です。

本番前にリハーサルをしておく

特にライブ配信の場合、ぶっつけ本番は失敗のリスクが高いです。前述したようなトラブルが起きる可能性もあります。

そのため、入念にリハーサルをしておくことがおすすめです。音声・映像・照明などの確認や人員配置のチェックなど、本番さながらの流れで行い、気になるところは本番までに改善・解決しておきましょう。

しっかり告知・集客をする

オンラインセミナーは、せっかく開催を企画しても、参加者が集まらないことには始まりません。イベントのポータルサイトやSNS、メルマガなどを活用して、ターゲットにセミナー開催を周知し、参加者を集めましょう。

企業のセミナー配信をプロに依頼する方法も!メリットを紹介

企業のセミナー配信をプロに依頼する方法も!メリットを紹介
自社だけでセミナーを配信するのが不安な場合は、プロの業者に外注する方法もあります。そこで、プロに頼む場合のメリットを取り上げましょう。

凝った演出・内容の配信ができる

オンライン配信の経験豊富なプロに依頼すれば、企画・構成をユニークなものにすることができます。オンラインの場合、視聴者のモチベーションが下がりやすく、途中で飽きられたり離脱されたりすることがあるため、見せ方に工夫が必要です。

凝った演出などによって視聴者の心をつかめれば、他社のセミナーとの差別化にもつながります。

プロ仕様の機材などを利用できる

プロに外注すると、本格的な配信機材を使えて、通信環境も整っているのでスムーズに配信を行えます。配信場所としてのスペースやスタジオを提供してくれる業者もあるので、自社に適切な空間や環境が用意できない場合はレンタルするのも1つの方法です。

企業のセミナー配信におすすめのツール(プラットフォーム)

企業のセミナー配信におすすめのツール(プラットフォーム)
ここでは、企業のセミナー配信におすすめのツールを紹介していきます。

Zoom

Zoomはオンラインでの会議や通話などに利用できるサービスです。「ミーティング」や「ウェビナー」があり、機能や料金体系が異なります。

ミーティングは、視聴者が自分でカメラとマイクのON・OFFを切り替えられるため、少人数の社内向けや小規模制のセミナーの場合などに便利です。配信時間や参加人数の上限はありますが、無料でも利用できます。

一方、ウェビナーでは、主催者(ホスト)やパネリスト(登壇者)以外の参加者は、許可を得ないとカメラやマイクをONにすることができません。参加者の様子が見えづらい面はありますが、雑音や不要な映像が入らないため、スムーズに進行させやすいです。

Zoom

YouTube

大手動画共有サイトの「YouTube」では、完成した動画をアップロードするオンデマンド配信だけではなく、ライブ配信もできます。不特定多数にオープンにセミナーを開催するなら、無料で手軽に使えておすすめです。

ただし、初めてライブ配信をするときは許可をもらわなければならず、アカウントの認証に24時間程度かかるため、余裕を持って申請しておきましょう。

また、YouTube LiveはZoomと連携して配信することもできるため便利です。

YouTube

Facebook Live

大手SNS「Facebook」でもライブ配信が可能。Facebookでつながっている人々を対象にしたセミナーを行う際などに便利です。

個人アカウントでも配信できますが、企業のFacebookページがある場合はそこから配信しましょう。友達のみ・一部の友達のみ・全員など、公開範囲を設定できるため、クローズドなセミナーもオープンなセミナーも開催しやすいです。

Facebook Live

企業のセミナー配信にはKOUTENの利用もおすすめ

前述したように、自社でのセミナー配信に自信がない場合などは、プロの業者を利用する方法もあります。

東京近郊でプロを探すなら、高速インターネット回線・プロ仕様の機材・撮影スタジオ・確かな技術と経験を持つスタッフが揃った「KOUTEN」の利用がおすすめです。

セミナー・新商品発表会・社員総会・株主総会など、企業のさまざまなオンラインイベント配信をサポートします。雰囲気の異なる3つのタイプのスタジオを用意しており、セミナーのイメージに合う部屋を選んでいただくことが可能です。

社内スタッフや講師が利用できる専用控室もあり、すべて込み込みのセット料金で明朗会計な点もご好評をいただいています。

さまざまなプラットフォームに対応

KOUTENでは、前述したZoom・YouTube・Facebook Liveに対応しており、セミナーのライブ配信も行うことができます。ほかにも利用できるプラットフォームがあるので、自社の使いやすいものをお選びください。

企業セミナーを効果的に配信しよう

企業セミナーを効果的に配信しよう
今回は、企業のセミナー配信について詳しくお届けしました。低コストで最新情報を視聴者に伝えることができるなどのメリットがあり、さまざまな配信ツールを利用してターゲットにアプローチすることが可能です。

開催する際は、今回紹介したようなメリット・リスク・ポイントをふまえたうえで、万全な体制を整えて実施してください。

なお、プロに頼む場合は、ぜひKOUTENの利用も検討していただければ幸いです。配信に不慣れな企業も、環境が整ったKOUTENの空間なら、スムーズにオンラインセミナーを開催していただけます。

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