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オンラインセミナーの集客方法13選を紹介|集客効果を上げる8つのポイント
オンラインセミナーを開催する際、どのような方法で告知や集客しようかと悩む企業は少なくありません。オンラインの需要が高まっている時代にあっては、インターネットを使う集客方法だけでもたくさんあります。また、オフラインで集客を行うことも可能です。
今回は、オンラインセミナーの集客方法をたくさん取り上げるほか、より効果的な集客をするためのコツをお伝えします。集客にお困りの企業は、最後までじっくりご覧ください。
オンラインセミナーの集客方法13選を紹介
オンラインセミナーは、さまざまな方法で見込み客にアプローチできます。ここでは、オンラインセミナーの集客方法とポイントをたっぷり紹介します。
ちなみに、オンラインセミナーの概要やメリット・デメリットについては、下記の記事で解説しています。詳しく知りたい方は、あわせてチェックしてみてください。
参考記事:オンラインセミナーとはどんなもの?|配信方法やメリット・デメリットも解説
1. SNSを利用してセミナー情報を発信する
SNSは、オンラインでの集客手段の1つとして大きな役割を果たします。活用しない手はありません。Twitterなどを使ってセミナー情報を発信しましょう。
注意点としては、アカウントの運用状況や、発信にどのSNSを使用するかがあります。アカウントは雑多な情報を取り扱うのではなく、セミナーやセミナーで扱う内容に関連する情報を発信し、ターゲットからの信頼につなげましょう。
また、どのSNSを利用するかについては、SNSごとの利用者層に注目します。Twitterは若年層や一般利用者が多いため、若者にアプローチしたい場合やBtoCのセミナーを行いたい場合におすすめです。
なお、流し読みされないためには、短い投稿文でも人間味のある文章にすることが大切です。セミナー情報だけでなく、セミナーに対する思いを添えたうえで、申し込み先へのリンクをつけましょう。
2. Facebookを利用する|イベントページ作成・広告など
FacebookもSNSの一種ですが、一般ユーザーにとどまらずビジネス関連の利用者も多く、BtoBに適したサービスといわれています。
まず、Facebookではイベントページを簡単に作成することができるため、オンラインセミナーのページを作って、つながりのある相手にシェアする方法があります。
これまでに名刺交換した人とFacebookでつながって、いいねやコメントなどで交流を深めておくと、このようなときに招待しやすく便利です。
また、Facebookでは広告を出稿することも可能です。自社のFacebookページを作り、先で紹介したイベントページに関連する投稿を広告として利用してみてはいかがでしょうか。
表示させたいユーザーの性別や年齢のほか、居住地・興味関心なども絞ってアプローチすることができます。予算も自社の範囲内で決めることができるので、広告に費用をかけられるようであればぜひ検討してみてください。
そのほか、Facebookではセミナーなどのイベント情報を掲載できる公開ページも多数あります。そのグループに参加して、セミナーの情報やセミナーページのリンクを投稿することも可能です。
3. 自社サイトにセミナー専用ページを作る
自社のWebサイトを持っている企業なら、自社サイトにセミナー情報を掲載したり、セミナー専用ページを作って情報を告知したりする方法もあります。
専用ページでは、セミナーの開催日時や内容、講師の紹介など詳しい情報を載せるとともに、申し込みフォームをつけておくと便利です。
4. ブログを利用する|情報掲載・読者にDMなど
Webサイトのほか、自社のブログにセミナー情報を掲載する方法もあります。本文でセミナーの告知をしたのち、セミナーページや申し込みフォームへのリンクをつけましょう。
ブログの読者がいれば、DMを送って個別にアプローチすることも可能です。全体に発信するブログとは異なり、ダイレクトに告知できるというメリットがあります。
5. Web広告を出稿する
Web広告を利用して宣伝するのもよい方法です。3のセミナー専用ページを作成してから、そのページにリンクさせるのがおすすめです。
Web広告にはバナー(枠型でサイトなどに表示される)やリスティング(検索結果などの欄に表示される)、PPC(1クリックされるごとに課金される)広告などさまざまなタイプがあり、出稿先や費用も異なります。自社の状況などを考慮して選んでみてください。
6. メルマガで告知する
メルマガを配信している場合は、メルマガでオンラインセミナーの告知を行うのもおすすめです。一斉送信でき、購読者に直接アプローチできます。1回のみの告知ではなく、事前に募集予告をしたり、申し込み状況の途中経過を報告したりするのもよいでしょう。
また、セミナーに関連しそうなメルマガスタンドに広告を出稿する方法もあります。
7. セミナーのポータルサイトに登録する
さまざまなセミナーの情報が掲載されているポータルサイトに登録し、自社のセミナー情報を掲載することもできます。セミナーに興味のある方が集まる場で、高い反応が期待できるため、広告枠を利用して広告を出稿するのもおすすめです。
8. 自社のメーリングリストを利用する
自社が所持しているメーリングリストの既存客や過去に名刺交換した相手など、メールの連絡先を知っている人を対象に、セミナー情報をメールで送信する方法もあります。
なお、オンラインセミナーの案内メールを送るときは、以下の記事を参考にして作成・送信するのがおすすめです。
参考記事:参加率を上げるオンラインセミナー案内メールとは? 掲載すべき情報と効果を上げる6つのポイント
押さえておきたいセミナー案内メールのポイント
上記の記事で詳細を解説していますが、セミナー案内メールを出すうえで押さえておきたいポイントを簡単に紹介します。
- 件名は短めにして重要なキーワードはなるべく前半に
- 本文に載せるセミナーの内容も要点を絞って簡潔にまとめる
- 参加することによるメリットを記載する
以上のようなポイントをもとに、作成してみてください。
9. FAXでDMを送信する
FAX-DM代行業者のリストを利用して、見込みのありそうな相手にFAXでDMを送るという方法もあります。A4用紙1枚にわかりやすくまとめ、申し込み先を明記しましょう。
10. テレアポを行う
テレアポでオンラインセミナーの案内を行う方法もあります。相手と直接会話ができ、反応を見ながら話を進められるという点がメリットです。6に関連して、メルマガでの反応がよかった相手などに電話をかけるのもおすすめです。
11. チラシを作成して配布・置いてもらう
セミナーのチラシを作成してビジネス交流会などで配ったり、見込み客の集まりそうな場所や協力店などに置いてもらったりするのもおすすめです。文字だけでなく画像も使用して、視覚的にアプローチしましょう。
オンラインセミナーのチラシ作成については、以下の記事もぜひご覧ください。
参考記事:オンラインセミナーのチラシを作成しよう|メリットや作り方のポイントを解説
12. 知り合いに声をかける・協力してもらう
知り合いに声をかけ、セミナーへの参加を呼びかけたり集客に協力してもらったりする方法もあります。セミナーの内容や相手との関係性によっては、積極的に協力してもらえるかもしれません。
パートナー会社がいる場合は、協力を依頼してみましょう。相互に協力し合うのもおすすめです。
13. 集客代行・営業代行サービスを利用する
集客代行サービスや営業代行サービスを利用して、アウトソーシングで集客する手段もあります。自社の負担を減らしつつ効率的に集客を行いたい場合、委託費用はかかりますが、利用を検討するのもよいでしょう。
集客効果を上げる8つのポイントを解説!
前章で紹介したような方法に加えて、ここでは、さらに集客効果を上げるポイントを解説していきます。
1. セミナーの開催目的を明確にしてターゲットを決めよう
はじめに、セミナーの目的をはっきりとさせ、どんな方に参加してほしいのかターゲットを決めます。ターゲットが抱える悩みやニーズを理解し、解決することを目標に、セミナーのコンテンツを組み立てましょう。
2. キャッチーなセミナータイトルをつけよう
パッと見てターゲットを惹きつけるような、魅力的なセミナータイトルをつけることも大切です。ベネフィットやパワーワードを用いながら、具体的な数字を入れ、簡単さや安さ(お得感)、限定性なども盛り込みましょう。
ただし、長すぎて冗長になるのもよくないため、簡潔さやわかりやすさも重要です。
3. スケジュールを決めて参加までの流れをわかりやすくしよう
セミナー開催までのスケジュールは余裕を持って決め、参加希望者が迷わないよう、申し込み手続きが簡単にできるように準備します。
申し込み方法がややこしいと、それだけで離脱してしまう可能性があります。ワンクリックで申し込みフォームに飛べるなどの設定がおすすめです。
4. 自社HPのわかりやすい場所にセミナーページへのリンクを張ろう
自社のホームページやブログなどのわかりやすい場所に、オンラインセミナーの専用ページを開設したり、申し込みフォームへのリンクを記載したりして、ターゲットを誘導します。ワンクリックで飛ぶことができて便利です。
5. 参加特典・インセンティブを用意しよう
セミナーに参加することによって得られる、特典やインセンティブを用意しておくのもポイントです。参加者が興味を引かれて参加したくなるような、魅力的なものを準備しましょう。
しかし、ただ特典を用意すればいいというわけではなく、セミナー内容に関連したものや相乗効果を狙えるものにすることと、特典の価値(もらえることのベネフィット)を伝えることも大切です。
6. 過去の参加者を優待しよう|割引・特典
同じセミナーに以前に参加したことのある人も、積極的に参加対象に含めて告知しましょう。新規参加者よりも理解が早いことに加え、セミナーのリピート率を高めることにもつながります。
リピーターには、新規参加者にプレゼントするものとは別に特典や参加費の割引などの優待を準備しておくと、再度参加してもらいやすくなります。また、集客の協力を依頼するのもおすすめです。
7. 複数回呼びかけよう
オンラインセミナーの集客では、一度告知したら終わりではなく、複数回呼びかけることも大切です。1回行っただけでは、見逃されてしまったり、興味を引くことができなかったりする場合もあります。
前章で紹介したさまざまな手段を組み合わせて告知を行い、集客につなげましょう。
8. 共同でセミナーを開催しよう
オンラインセミナーを自社単体で行うのではなく、複数の企業と協力し合って合同セミナーを開催する方法もおすすめです。自社の力だけでは行えないような多角的なセミナーを実施できる、顧客の幅が広がるなどのメリットがあります。
なお、共同開催する相手は、競合ではない企業を選ぶこと、自社の商品やサービスと組み合わせられるような商品を持っている企業であることなどが理想です。
ターゲットに合った方法を選んでセミナー集客につなげよう!
オンラインセミナーの集客方法には、SNSや自社サイトなどオンラインで行う方法と、チラシや電話などオフラインで行う方法があります。
各方法にメリットもデメリットもあるため、セミナーのターゲットや自社の状況なども考慮して、いろいろな角度でアプローチしてみましょう。
また、集客時のポイントもお伝えしました。参加することによってどのようなベネフィットを得られるのか、申し込みはしやすいかなど、参加者の立場に立って考えるべきことがたくさんあります。しっかり頭に入れておきましょう。
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